HOME > commmonsmag > commmons SPECIAL > 【#021】commmons SPECIAL | 【#021】WORLD HAPPINESS 2010特集 - 2

commmonsmag

commmons SPECIAL

2010/08/02 UPDATE #021

WORLD HAPPINESS 2010 ~オトナもコドモも、HAPPINESSに過ごす、夏。~

WORLD HAPPINESS 2010 ~大前夜祭~ A NIGHT OF THE R18 OTONA-MATSURI 2010.6.25 東京キネマ倶楽部

3年目を迎え、すっかり恒例となったWORLD HAPPINESSの大前夜祭が今年も開催されました。
今年の会場は東京のディープタウン・鶯谷にある東京キネマ倶楽部。
昭和30年代に流行ったグランドキャバレーの内装をそのまま使用した、昭和レトロ感あふれるゴージャスでムーディな空間は、今にもビッグバンドとホステスさんが現れてダンスを始めだしそうな雰囲気です。
そんな会場に、地元の夏祭り実行委員会が設営したようなパイプ椅子が並べられ、なんとも言えないミクスチャーな空間ができあがり。
お客さんたちは、ゆったりとそこに座ったり、お酒を飲んだり、雑談したり。初夏の夕涼みに来たような雰囲気で楽しんでいました。

実力派も、お笑いも、飛び道具だって何でもアリ!オトナのための夏祭り、開催。

RYO-W

まずはHUMAN ELECTRO MUSICの若き担い手、RYO-Wが登場。マイク1本でドラムスやベース、シンセサイザーなどの音を作るヒューマンビートボックスは当たり前!その音を同時にサンプラーに取り込んで、ひとつの楽曲をつくり上げていくというパフォーマンスに、会場はあっという間に引き込まれました。できあがった曲はひとりの人間の口が生み出した数小節の音とは思えないカッコ良さ!!直前にベルリンのオーディエンスをぶっ飛ばしてきた(笑)という勢いを、そのまま持ち込んだようなステージでした。

RYO-W

続いて客席後方のらせん階段を爆音を鳴らしながら降りてきたのは、バリトンサックス奏者だらけのユニット・東京中低域の13人。しょっぱなからお腹に響くような低音とパワフルな音圧の洪水で会場を盛り上げたかと思うと朴訥としたMCでクールダウン。ちょっとクセになりそうな存在感です。途中、ビートルズのカヴァー(自虐的な日本語歌詞付き)でヴォーカルを披露したり、会場中を即興演奏しながら練り歩いたりと、内容も盛りだくさん!30分のパフォーマンスはあっという間に終わってしまいました。

坂本頼光

3組目は活弁士の坂本頼光。まずは小手調べとばかりに、世界初のSF映画として名高いジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』を披露。巨大な大砲玉に乗って人類が月に出掛けていき月の原住民に出会うというストーリーを、物語には関係のないツッコミも交えながら軽妙な話術で語ります。続いては、彼のお家芸である自作無声アニメが登場!が、とてもココでは書けないブラックジョーク満載のため、詳細は割愛させていただきますのでご了承を。ただ、会場を爆笑の渦に巻き込んだ、とだけお伝えしましょう...。

竹中直人

ここで空気を一変させたのが竹中直人。どんなステージになるのかと期待が集まる中、アコースティック・ギターを抱えた俳優の柏原収史と、LASTORDERZのベーシスト淡谷三治とともにステージに上がり、RCサクセション「いい事ばかりはありゃしない」からスタート!シンプルなトリオ編成ならではの息遣いやぬくもりが会場いっぱいに広がります。さらに2曲のRCカヴァー、フィッシュマンズ、斉藤和義、SUPER BUTTER DOGを挟んで、最後にまた「イマジン」忌野清志郎ヴァージョン。まさに親友・清志郎への熱い想いが込められたセットリストになりました。

LASTORDERS

トリを飾ったのは、田口トモロヲ(Vo)を擁するオトナのパンクバンド・LASTORDERZ!!勢いよく新曲「パンク☆ミー」で飛び出して会場のド肝を抜いたかと思えば、すぐに息を切らして「休憩!」「ご歓談!」とライブを中断してしまう、相変わらずのユルさに仰け反る観客。最年長の安斎肇(Gt&Vo)に至っては、譜面を見るために客席に背中を向けたまま演奏したり、ステージ上に座り込んでしまったりと、やりたい放題のパンクっぷりを披露してくれました。ファンにはおなじみジェームス・ブラウンばりのマント・ショウあり、各メンバーのヴォーカルナンバーあり、もちろん笑いもたっぷり振りまいて。我らが「最強の前夜祭バンド」はこの日のお祭りにふさわしいステージを展開してくれたのでした。

GOODS

WH 2010 OFFICIAL GOODS

前夜祭にて販売されたWORLD HAPPINESS 2010 プレTシャツ2種類を特別販売!
第一弾は今年のWHキー・ビジュアルを担当した安斎肇が、第二弾は相対性理論のやくしまるえつこがそれぞれ制作を担当。ふたりのキャラクターが感じられるハッピーなデザインです。

PICK UP

音楽一筋Tシャツ

坂本龍一とcommmonsの想いの込められた「音楽一筋」の文字を大胆にプリントしたTシャツ。個性と力強さが光る書体は、書家・大竹伸朗さんによるデザインです。

音楽一筋Tシャツ
(BLACK)

MORE DETAIL

音楽一筋Tシャツ
(WHITE)

MORE DETAIL

音楽一筋タオル

毎年恒例の温泉タオルを使用した肌触りバツグンのフェイスタオル。こちらにも「音楽一筋」の文字を硬派に入れてみました。首や頭に巻いたりして熱射病対策にも。

音楽一筋タオル

MORE DETAIL

my commmons mug

THERMOS社製マグにオリジナルデザインをプリントしたケータイマグ。保温も保冷もできて一年中活用できる優れモノ!アナタのお好みのドリンクを、スタイリッシュに持ち歩いてみませんか?

my commmons chopsticks

「my chopsticks」のメッセージと、坂本龍一直筆の五線譜がプリントされた箸袋は、使い易さにこだわったシンプルなデザイン。手によく馴染み握り易い八角形の箸は、ウエンジと鉄木の2種類をご用意。


ページの先頭へ