HOME > commmonsmag > commmons SPECIAL > 【#021】commmons SPECIAL | 【#021】WORLD HAPPINESS 2010特集 - 3

commmonsmag

commmons SPECIAL

2010/08/20 UPDATE #021

WORLD HAPPINESS 2010 ~オトナもコドモも、HAPPINESSに過ごす、夏。~

WORLD HAPPINESS 2010 体験レポート 2010.8.8 夢の島陸上競技場

東京のど真ん中とは思えない森に囲まれた芝生の上で行われる音楽フェスティバルWORLD HAPPINESS。今年も多くのお客さんとアーティストが集まって、朝から晩まで音楽の流れる空間を思い思いに楽しみました。
このレポートでは、commmonsのアーティストのステージを中心に、オトナもコドモもハッピーに過ごしたイベントの空気感をお伝えします。

WORLD HAPPINESS、スタート。

会場となった夢の島競技場は、朝から青空が広がり、暑い夏の一日を予感させる立ち上がり。しかし、イベントが待ちきれない多くのオーディエンスが早い時間から来場し、入場ゲート前に長い列を作って開場時間を待っています。
commmonsスタッフはそんな中、汗だくで多くのアイテムを扱う物販ブースや、今年初の試みである屋台村進出(!)の準備に大わらわ。開場と同時に、なんとかふたつのブースをオープンさせることができました。

お客さんのお目当ては、なんといってもYellow Magic Orchestra×げんべいコラボサンダル。会場限定販売だったこともあり、あっという間にほとんどが売り切れてしまいました。
「音楽一筋」Tシャツ&タオルと、commmons: scholaオリジナルTシャツという今年の新作も大人気! スタッフが着用しているのを見て、「これは教授が着ていたものでしょうか?」と近づいてくる人も。
終演近くには多くの方に新作Tシャツを着用していただき、スタッフ一同、感激でした!
買い逃しのある方は、ぜひcommmonsmartでご覧ください。

にほんのうた楽団(小池光子+高田漣+鈴木正人+ASA-CHANG)

12:30。オープニング映像が流れると、最初に登場したのはcommmonsのプロジェクト『にほんのうた』から登場したユニット・にほんのうた楽団。
まず高田漣がひとりでステージに上がり、彼の代名詞ともいえるペダルスティールで「浜辺の歌」を奏ではじめると、会場はまるで南国のリゾートのような雰囲気に。続いてメンバー全員が揃って誰もが聴いたことのある童謡をジャズやブルースのアレンジで次々に演奏すると、会場の人たちも、小池光子の伸びやかな歌声につられるように身体をゆらしたり、歌詞を口ずさんだり。芝生の上で、誰もが童心に戻って楽しんだオープニングでした。

セットリスト
  • 01.浜辺の歌
  • 02.赤とんぼ
  • 03.椰子の実
  • 04.からたちの花
  • 05.かもめの水兵さん

□□□(クチロロ)

ゆるーい雰囲気で壇上に乗ったのが三浦康嗣、村田シゲ、いとうせいこうの3人。挨拶代わりに耳なじみの良いサウンドが印象的な「everyday」(にほんのうた楽団の小池光子がゲストヴォーカル!)をスタートすると......? ライブにはいつも何かしらの仕掛けを持ってくる□□□だけに、どんなステージになるのかと思いきや、やってくれました! すべての曲に少しずつ、今日のイベントに参加したアーティストの楽曲をサンプリングしたWORLD HAPPINESS 2010スペシャル・ヴァージョンでのパフォーマンス!! すべての出演者へのリスペクトを彼ららしい形で見せてくれた、とってもピースフルなアクトでした。

セットリスト
  • 01.everyday
  • 02.Everyday is a Symphony
  • 03.Twilight Race(東京ブロンクス/moonlight lovers)
  • 04.ヒップホップの初期衝動(サブマリンのせい/starflight/INNER LIGHT)
  • 05.0:00:00

やさい、たべる。屋台村に登場!

今年は会場の一角にあるちいさな森の中に、屋台村が出現しました。
commmonsでも、福島の新鮮なトマトやきゅうり、桃などを販売する「やさい、たべる」を出店。色とりどりの野菜に鼻を寄せると美味しそうな香りがふんわり漂って食欲をそそります。それを氷水で冷やして涼しい木陰でかぶりつく幸せは、夏ならではのご馳走! 日本の昔ながらの夏を味わう経験といえるでしょう。太陽をいっぱい受けて疲れた身体に嬉しいと多くのお客様からのご好評をいただきました。

Yellow Magic Orchestra

すっかり夜の帳が降りた会場にステージだけがきらきらと浮かび上がる中、現れたのはヘッドライナーのYellow Magic Orchestra!! 去年に引き続き、小山田圭吾、高田漣、権藤知彦がサポートを務めるスペシャル編成です。
高い演奏力に裏打ちされたクリスタルのようなパフォーマンス。年齢を感じさせない力強さと柔軟さで、YMOの名曲やビートルズのカヴァーを続々と繰り出すステージに、オーディエンスも歌ったり踊ったりしながら大盛り上がり! 久しぶりにライブ演奏された「体操」では教授がメガホンを持ち、ファンにはおなじみのしびれる動きを体操着のダンサー2人が実演するコミカルな演出も。
そして、この日一番の拍手喝采を受けたのが「Thank You For Talkin' To Me Africa」!!東京スカパラダイスオーケストラのホーンズ4人とクルスタル・ケイを呼びこんでのセッションでしたが、commons: scholaに収録されたものとは全く違うアレンジ、テクノやファンクなどのジャンルでは片付けられない圧倒的なステージに、誰もが息を呑みました。とんでもないバンドが日本にはいたものだ...と。続けてスカパラと一緒に全て生音で演奏した「Rydeen」には会場中が大興奮! 最後まで拍手は鳴り止まず、会場の明かりが点いてしまったのをちょっぴり恨めしく、けれどとても満足そうに眺めるオーディエンスの表情が印象的でした。もしcommmons: scholaに「Yellow Magic Orchestra」の巻があったら、こんな楽曲が収録されるのかもしれない、と思わされるベスト盤的なライブ。この日に会場にいた人達にとって、幸せな、夏の思い出になったことでしょう。

セットリスト
  • 01.LOTUS LOVE
  • 02.Day Tripper
  • 03.音楽
  • 04.体操
  • 05.千のナイフ
  • 06.BEHIND THE MASK
  • 07.Tibetan Dance
  • 08.Thank You For Talkin' To Me Africa
  • 09.Rydeen
  • 10.Fire Cracker
    <encore>
  • 11.Hello Good-By
Text/伴 牧子、Live Photo/大木大輔(OFFICE INTENZIO)

GOODS

WH 2010 OFFICIAL GOODS

前夜祭にて販売されたWORLD HAPPINESS 2010 プレTシャツ2種類を特別販売!
第一弾は今年のWHキー・ビジュアルを担当した安斎肇が、第二弾は相対性理論のやくしまるえつこがそれぞれ制作を担当。ふたりのキャラクターが感じられるハッピーなデザインです。

PICK UP

音楽一筋Tシャツ

坂本龍一とcommmonsの想いの込められた「音楽一筋」の文字を大胆にプリントしたTシャツ。個性と力強さが光る書体は、書家・大竹伸朗さんによるデザインです。

音楽一筋タオル

毎年恒例の温泉タオルを使用した肌触りバツグンのフェイスタオル。こちらにも「音楽一筋」の文字を硬派に入れてみました。首や頭に巻いたりして熱射病対策にも。

my commmons mug

THERMOS社製マグにオリジナルデザインをプリントしたケータイマグ。保温も保冷もできて一年中活用できる優れモノ!アナタのお好みのドリンクを、スタイリッシュに持ち歩いてみませんか?

my commmons chopsticks

「my chopsticks」のメッセージと、坂本龍一直筆の五線譜がプリントされた箸袋は、使い易さにこだわったシンプルなデザイン。手によく馴染み握り易い八角形の箸は、ウエンジと鉄木の2種類をご用意。


ページの先頭へ