music BATON 第58走者：ケンゴマツモト wrote:
小学生の高学年の頃、叔父の影響で音楽を意識し始めた。叔父の好きだったレコードの中で取り分け気に入ったのはROLLINGSTONESだった。中学に入りCDショップに小遣いを全部持って通い60～70年代のロックを中心にCDを買いあさった。特に衝撃的だったのは、脳髄が痺れたのはVELVET UNDERGROUNDの1stだった。とにかく無茶苦茶で甘美で格好よかった。古い洋楽やガレージロックばかりを聞いていたが周りの友人の影響により同年代の邦楽も聞く様になった。ミッシェルガンエレファント、ブランキージェットシティ、エレファントカシマシ、ナンバーガルなどを好んで聞いていた。高校生になり80年代～90年代の洋楽に手を出し始めた。The Jon Spencer Blues ExplosionやMy Blood ValentinやDinosaur Jr. pavementやpixiesに心を奪われた。大学に入りにNO NEW YORKをきっかけにノイズやフリージャズに興味が出てきた。特に印象的だった作品は高柳昌行/阿部薫の解体的交感だ。最近も音楽的趣向は雑多でジャンルを問わず良いと思ったものを聞いている。これの文章を書いてる今はAntony And The Johnsonsがスピーカーから流れている。2009年～2010年に出会った音楽では一番よく聞いている。
ケンゴマツモト Matsumoto Kengo
THE NOVEMBERSのギタリスト。
2010年3月10日セカンドフルアルバム「Misstopia」をリリース。
4月からは、全国15箇所のツアー"Misstopia" release tour "find a pilica"がスタート。ファイナル公演は、5月21日赤坂BLITZ。
http://the-novembers.com/
http://www.myspace.com/thenovembers11
This CHOICE!
2010/03/24 UPDATE
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The Velvet Underground and Nico / The Velvet Underground and Nico
ヴェルベッツで一番最初に出会った作品。作品に通じてるやさぐれていてアヴァンギャルドな雰囲気。それでいてキャッチーな楽曲達。ルーリードの声、ジョンケイルノ悲鳴の様なビオラ。ウォーホルによるジャケット。どこをとっても最高だ。自分の人生に一番影響を与えてくれたと思う。ヘロインという曲の途中のルーリードの「haha！」という乾いた笑い声が本当に格好いい。
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生活 / エレファントカシマシ
文語調の歌詞に鼻歌の様な歌、虚無的な雰囲気にしびれた。そして「男は行く」という曲の「ブタに真珠だ キサマらに 聞かせる歌など無くなった」という歌詞に心底しびれた。
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Slanted and Enchanted / pavement
とにかくノイジーでヘロヘロで無茶苦茶で甘ったるくて人を食った様なロマンチックなアルバムだと思う。ギタープレイ的にも影響を受けていると思う。個人的にはmouth on the desartという曲がとても好きだ。フフフフーと歌うサビが好きだ。
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V.A / NO NEW YORK
アートリンゼイやジョンゾーン、マークリボー等この年代のギタリスト達との架け橋にもなってくれた作品。自分は彼らにとても影響を受けていると思う。このアルバムの中ではDNAでのアートリンゼイのギターがとてつもなく格好いい。
= アナログ盤が購入できるサイトにリンクします。オークションかも？
#059は「波多野裕文（People In The Box)」さんです。
