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2012/03/02 UPDATE #035

コトリンゴ『La mémoire de mon bandwagon』リリース記念特集 バンドワゴンが進む先に見えるもの kotringo コトリンゴが「バンド」で作った5つのナンバーを収録したミニ・アルバムが完成! 全曲解説や親しいクリエイターからのオススメコメント、リリース記念ライブの模様からその魅力に迫ります。

コトリンゴによる全曲紹介

「 Today is yours 」

この曲は、一人の女の子の誕生日を、インターネットを使って世界中の人たちがお祝いする、というとても素敵で広がりのある世界観を持ったCMの映像に合わせて作ったので、編成も豪華になりました。チェロ・徳澤青弦さんのストリングス・カルテット、石河さんのフルートにピッコロ、そして今回のアルバムのテーマである、「バンド」のメンバーである、村田シゲさんに神谷洵平さん。 歌っている主人公の女の子が、新しい出発を決めた自分のお姉さんに向けて歌っているストーリーにしました。

「 みっつの涙 」

南波志帆さんに書き下ろしさせていただいた曲なのですが、自分でも気に入っていて、ソロや神谷さんとのデュオで演奏していました。シゲさんも交えて一度やってみたら、またオリジナルとは違った雰囲気になって好きだったので録音してみました。泣き虫なんだけど夕日にむかってぐっとこらえて歌っているイメージ。ルンバがもとにあったのですが、どんどん音楽性がルンバとは離れていきました。

「 Life 」

たとえば、かつて栄えた街が、何百年か経ち遺跡として残っているのは、何かの理由で人が住めなくなったからだとして、その誰も住まなくなった街を1人で管理する女の子の話を書きました。何かがあって、人が住めなくなったけれど、知ってか知らずか、誰も本当の事を教えてくれないので、彼女は彼女に出来る普通の暮らしを淡々と送っているような話を書きたかった。

「 Ghost Dane 」

この2,3年で祖父母が立て続けに亡くなり、私自身初めて身近な人の死を経験しました。なかなか現実として受け止められなかったけれど、仏教の色々な儀式を見たりすることはとても不思議で、死んでしまうってどういうことなんだろう?と考える事が多くなりました。

たとえば、ある人が死んだら、その人を火葬して、その骨や灰を土に返して、植物はそれを養分として実をつける。それをまた別の生き物が食べて、というようなサイクルを現実に人で考えるのは想像し難いかもしれないですが、自分の一部分が木になったり、また虫や鳥、他の人間の栄養になって続いていくと考えると、とても不思議です。

そんなサイクルを祀る儀式の話を語り部である双子のちいさな女の子達が歌って聞かせてくれている、そんなイメージの曲です。

「 Prologue 」

このバンドをテーマにしたアルバムを作る時に、テーマソングになるようなものを作ろうと思って書きました。シゲさんや神谷さんにもがっつり歌ってもらったり、私の好きなジーン・ケリーの出ているミュージカルを意識しましたが、私が関西人だからなのか若干吉本な感じも…(。-_-。)

コトリンゴ
『La mémoire de mon bandwagon』

commmonsmartだけのオリジナル特典「スペシャルCD-R」つき!

気になる中身は…昨年「SPACE BALLOON PROJECT」に提供した楽曲「dance」のライブVer.!!

iTunes限定でスタジオ録音Ver.が配信されている「dance」ですが、コチラに収録されているものは2011年11月5日に開催されたカフェ&ミュージック・フェスティバルで演奏されたライブVer.です。
同梱のカードジャケットは、『La mémoire de mon bandwagon』のブルーロゴVer.となっています!

詳細・ご購入はコチラ

親愛なるコトリンゴへ message to kotringo

コトリンゴと親しいクリエイターの皆さんから、新作へのコメントをいただきました。

坂本龍一(音楽家)

タイトルが示すように、まるでトラックに乗ったバンドがぐんぐん進んでいくような推進力=ドライブのある音楽だ。

DE DE MOUSE(音楽家)

この声に出会って4年経つが、未だに霧のように掴んだつもりが指の隙間から逃げていく。
この声にはどんな想いが込められているのだろう。
きっと一生分からないのに考えてしまうんだろうな。

島田大介(映像作家/株式会社コトリフィルム代表)

アルバム出だしから遥か彼方へ連れてってくれ、ぼくの妄想をかき立ててくれる音の洪水が向こうからやってきました。
映像にコトリンゴさんの音がのると本当に魔法の粉をかけた様な素敵な夢の世界へ連れてってくれます。

中村悠介(IN/SECTS編集部)

今こそ、この浮世離れを。
コトリンゴのファンタジーはとってもたくましい。

北村泰広(fish for music / POTOMAK)

「バンドワゴンに乗って旅に出た」というより「コトリさんが力強く行進を始めた!」
ように聴こえてきます。ピンクの詰襟の制服に身を包み、素敵な仲間(シゲさん、神谷くん)
といっしょに、そしてほとんど英語だけど今までよりも声高に!!
ポップなバンドサウンドと歌声に秘められたファンタジーと現実が交錯する世界。
2012年、僕らの胸に深く深く響くポップミュージック。

2012.3.17 コトリンゴ『La mémoire de mon bandwagon』リリース記念ライブ開催!

最新ミニ・アルバムのリリースを記念したワンマンライブが開催決定♪
ファンにはすっかりおなじみとなった
村田シゲ & 神谷洵平とのトリオ編成で皆さまをお迎えいたします。

日程:2012/3/17(土)
会場:Shibuya duo MUSIC EXCHANGE 開場:17:00 開演:18:00
チケット

前売り:自由 4,500円 (税込・ドリンク別)
当 日:自由 5,000円 (税込・ドリンク別)

※ 入場時は、チケットに掲載されている整理番号順にご入場いただきます。
※ 立ち見の場合もございますので、ご了承ください。

出演:コトリンゴ with 村田シゲ & 神谷洵平

<チケット販売情報>

一般チケット発売日 : 2012年1月28日(土)

プレイガイド:チケットぴあ Pコード:161-104
ローソンチケット Lコード:77880
イープラス

お問合せ:HOT STUFF 03-5720-9999 http://lultimo.jp/

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2年半ぶりのオリジナル楽曲を収録したミニ・アルバムが完成! 2011年4月よりベースに村田シゲ(□□□、Cubismo Grafico Five、Circle Darko)、ドラムに神谷洵平(赤い靴)を迎え、スリーピースバンドのグルーヴを取り込んだ、新たなコトリンゴの世界をお楽しみください。今ならcmmmonsmartオリジナル特典「スペシャルCD-R」つき。


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