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2011.10.14
インターネットラジオ「OTTAVA」にて、「点と面」「ブリージング・メディア」にフィーチャーした特別番組が決定!

OTTAVA番組情報
高い芸術性を尊重し、番組放送枠の1時間拡大を緊急決定!
坂本龍一さん全面協力の特別番組をオンエア!!

 

 OTTAVAでは、10月15日(土)、夜6時から4時間にわたり、坂本龍一さんの全面協力を得て制作する特別番組「sonority of japan」をオンエアします。

 坂本さんは、今月、邦楽器をフィーチャーしたアルバム「sonority of japan」シリーズをリリースします。西洋クラシックを遥かに凌ぐ1,300年(1,400年とも)の歴史を誇る日本の雅楽、そして純邦楽。 OTTAVAは、それらの音楽を「本当の日本のクラシック」と位置づける坂本さんの考えに共感し、特別番組を編成しました。

 OTTAVAのミュージックディレクター斎藤茂がナビゲートするこの番組は3つのパートで構成されています。
 第1部は、邦楽の魅力や、西洋クラシック音楽との違いなどを坂本さんがトーク。さらに、坂本さんが、箏演奏家沢井一恵さんのために書き上げ、沢井氏の 箏、佐渡裕さん指揮、兵庫芸術文化センター管弦楽団によって、昨年世界初演された「箏とオーケストラのための協奏曲」をご本人の解説とともに全曲紹介しま す。
 第2部では、現存する合奏音楽としては世界最古と言われる雅楽の世界を紹介。3,000年以上の歴史を持つ笙(しょう)の演奏家、東野珠実さんをスタジオにお迎えして、雅楽と、笙を始めとする日本の古楽器の魅力を伺います。
 第3部は坂本さんがサウンドトラックを担当し、今年のカンヌでも話題を呼んだ、映画『一命』(三池崇史監督作品、10月15日公開)の音楽について、坂本さんのコメントとともにご紹介します。

 坂本さんは「多くの日本人に、邦楽はなじみがないのではないか。僕も少しずつ学んでいるが、聴くほどにその面白さ、奥深さがわかってくる」と語っています。
 日本人のアイデンティティが、改めて世界の注目を集める事となった2011年秋、坂本さんが「本当の日本のクラシック」を世に問う意図、そしてその想いは、どのようなものなのか…。
 ぜひ、番組をお聴きください。


 <番組概要>

  ■番組名     OTTAVA special program「sonority of japan」
  ■放送日程   10月15日(土)18:00~22:00 OTTAVA special program「sonority of japan」
           ※10月22日(土)、29日(土)、11月5日(土)の同時刻にリピート放送
  ■出演
    プレゼンター:斎藤茂(OTTAVA ミュージックディレクター)
    ゲスト:坂本龍一さん(コメントによる出演)
         東野珠実さん(笙演奏家、スタジオ出演)